2021年5月1日、コスタクルーズの旗艦船 『コスタ スメラルダ』（イタリア船籍）が、イタリア国内での一週間クルーズに向けサボナ港を出港しました。

コスタ スメラルダは 2021 年に運航を再開するイタリア企業最初のクルーズ客船であり、2021年夏は、合計4隻のでのによる地中海クルーズを正式に開始します。

本コースでは、チベタベッキア(ローマ)、ナポリ、メッシーナ(シチリア)、カリアリ、ラスぺツィアなど、イタリア全土を巡ります。
3日または 4日間のミニクルーズを楽しむこともできます。

健康と安全のための手順は、Costa Safety Protocol（コスタ セーフティ プロトコル）が採用されています。
一例ですが、乗船者数の制限、乗船前と乗船日程の半分が過ぎた後に全てのゲストを対象とした SWABテスト(綿棒による拭取検査)、クルーを対象とした乗船前と船内滞在中の定期的なSWABテスト、の下船時と再乗船時およびレストラン入店時の温度チェック、寄港地観光の制限、船内およびターミナルでのソーシャルディスタンス、防護マスクの使用などが含まれています。

5月16日には「コスタ ルミノーザ」が、6月26日には「コスタ デリチョーザ」の運航が再開し、7月4日にはフィレンツェ・ルネッサンスをイメージした新造船「コスタ フィレンツェ」によるイタリアでの一週間の旅程クルーズが運航されます。

7月3日からはコスタ スメラルダが海外航路に復帰し、イタリア、フランス、スペインを巡る一週間のクルーズを実施します。

日本を発着するコスタ セレーナについては、当局のガイドラインの発表、14日間の隔離期間、海外の港への停泊など複数の要因からすぐに再開が発表できる状態ではありませんが、海外での成功事例が、日本発着クルーズの再開に、力強い追い風となる事を祈念しています。